配管保護テープの種類と特長
熱気が通る配管に巻き付け、温度変化を軽減するテープです。

特長
熱気が通る配管の場合、人体が触れても火傷などの事故を防ぎます。
※このテープには粘着剤は使用していません。ホースバンド、針金などで固定してください。

カーボンテープ

- 柔軟な感触で細い配管や狭いスペースにも容易に施工できます。
- ガラス繊維のような皮膚刺激がありません。
- 使用温度範囲は200°Cまでです。
シリカテープ

- シリカ繊維を使用しています。
- 耐熱衝撃に優れ、急熱急冷にも耐えられます。
- ガラス繊維以上の耐熱性を有します。
- 高温断熱材、排気ダクトの断熱材、高温緩衝材その他の高温箇所で使用します。
- 使用温度範囲は1000°Cまでです。
セラミッククロステープ

- セラミック繊維に有機繊維を混入し、ガラス繊維で補強されています。
- ガラス繊維以上の耐熱性を有します。
- 燃焼作業排気ダクトの断熱材、その他高温箇所で使用します。
- 使用温度範囲は400°Cまでです。
- 瞬間耐熱温度は900°Cです。
ガラステープ

- 断熱性、柔軟性に優れています。
- アスベストテープの代替品として使われます。
- 船舶、自動車、オートバイプラント、ゴムホース被膜ボイラーパッキン、鋼管用断熱材などで使用します。
- 使用温度範囲は550°Cまでです。
- 使用する配管の温度に合わせて、使用温度範囲(°C)を確認してください。
- テープの幅(mm)、厚み(mm)を確認してください。
- 用途に合わせてタイプ(種類)を選んでください。
(シリカテープ、セラミッククロステープ、ガラステープ、カーボンテープなど)
ココミテvol.2より転載