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電気ドリルとドリルビットの種類

ドリルの速度調節は、大きく分けて単速と変速の2種類が存在し、さらに変速タイプには切替変速と無断変速があります。ドリルビッドもいくつかの種類があるため、それぞれの特長を理解し、用途別に合った電動ドリルを選んでみましょう。

ドリルの種類

単速タイプと変速タイプのドリル、それぞれの特長と種類を紹介します。

単速タイプ

回転速度が一定で、木材や金属などに穴をあける作業に適しています。

変速タイプ

変速タイプは切替変速と無断変速の2種類に分かれています。

切替変速は、高速・低速などの切替が可能です。低速では高トルクで締め付けができ、高速の場合には高回転低トルクでの締め付けができます。一方、無断変速は、レバーなどの握り具合で回転速度が自由に調節できます。締め付けに合わせて徐々に回転数を上げるなどの作業が可能です。

無段変速は、さらにいくつかに分類ができます。たとえば、切替式の無断変速タイプで、最大トルクや最高回転数を切り替え、それぞれの値の上限に合わせて自由に調節が可能です。また、負荷に応じて速度調節ができる電子制御タイプもあります。

無断変速のメリットは、締め始めは少しずつ回転させることで、ネジをまっすぐ打ち込むことができる点です。さらにデリケートな箇所で回転数を調節すれば、ネジ穴が潰れたり、打ち込む材料が破損したりといった問題も軽減できるでしょう。

販売されている電動ドライバーはほとんどが無断変速ですが、小型のものや古いタイプは付いていないことがあります。

ドリルビットの種類

ドリルビットとは、ドリルの先端に取り付けて回転させ、物を削るための工具のことです。別名「ドリル刃」と呼ばれることもあります。ドリルとドリルビットを固定する部分を「チャック」、チャックによりドリルビットが固定される部分を「シャンク」と呼び、形状は円柱か六角柱です。

ドリルビットは穴を開ける物によって種類が異なるので、使い分けるようにしましょう。

木工用穴あけ

木工用に使用する穴あけのドリルビットは、各種径のサイズがあり、先端には誘導ネジが付けられています。

金属用穴あけ

金属用穴あけドリルビットにも各種のサイズがあり、金属に穴をあけるためにも使用できますが、木工用のドリルビットの代わりとして使うこともあります。木工用の小さな径のものは強度がなく損傷しやすいため、使用頻度が多い場合では金属用穴あけタイプを使用するなど使い分けてください。

ドライバービット

木ネジを締めるために使用する、先端が+の木ネジ用ドリルビットです。各種サイズがあり、遠くまで届く長いタイプもあります。

まとめ

電動ドリルには単速と変速タイプがあり、現在売られているドリルの多くは変速となっています。変速のなかでも無断回変速は回転数を調節しやすく、幅広い用途にも使えて便利な道具だといえるでしょう。さらにドリルに付けて穴あけするドリルビットにも種類がありますから、適切な工具を選び準備するようにしてください。