初代962のティップはフル30t、バットは30t+40tに対し、二代目962はティップに30t+40t、バットには30t+40t+46tをコンポジット。 テーパーも若干ではあるがUPさせている為、ティップ、バット共に「張り」「感度」「反発力」が向上。 MAXルアーウエイトも3gUPの38gとなり、今まで以上にミノー主体の攻撃的なプラッギングが可能。 通常、ブランクスを高弾性化すると反発力が上がり過ぎ、結果、ミノーのキャスト(遠投性能)が低下する上、ミノー特有の流れの変化やヨレ場のサーチが分かりにくくなり、扱い難いロッドになるが、この二代目962はティップ先端部をミノー専用にセッティングしたコンポジットブランクを採用している為、ミノーがもたらす情報が手に取るように分かるブランクスへと進化させている。 よって、高弾性化にもかかわらず、バットの「タメ」はしっかりと効き、ダルさを排除した、まさに「プラッギングスペシャル」の名に恥じない完成度を実現。 初代962のコンセプトにもある、「言葉で言うのは容易いがこれを形にするのは容易ではない」この言葉の意味は二代目962を持てばすぐに分かる。