原付から125クラスに使われている420チェーンは手入れが悪いとすぐに伸びてしまうが、丁寧なメンテをすると、抵抗は少ないし、コストは安いし、メンテによって寿命が伸びる代表的なものである。
車載のまま手入れをする方が多いと思うが、クリップジョイントなら思い切って取り外して、徹底的にメンテをすることをお勧めする。
チェーンを取り外して、30〜40番程度のシングルグレードのエンジンオイル(マルチグレードはオイル飛散しやすい)に漬けて、その中で歯ブラシ等で汚れを落とし、油をよく切ったあとにウエスできれいに拭き取る。汚れは完全に落ちるし、油が中まで完全浸透して、抵抗は激減。
ただし、何度も付け外しをするとクリップの弾性の問題もあるから、同じものをずっと使い続けるのではなく、クリップジョイントだけはたまに交換した方がいいと思う。そういう用途にこれは完璧である。
ツーリング中の林道でチェーンジョイントクリップが取れてしまい
チェーンが切れるトラブルに見舞われた経験があります。
勿論クリップジョイントはなくなり
外れたチェーンが接続不可能になってしまったのです。
そのような経験からバイクの中には新品のプラグと共にこの
クリップジョイントも常に入れてあります。
クリップ式のチェーンを使っている方はそれぞれに対応した
クリップジョイントを常備しておくとトラブルの際助かりますよ。