21ページ目: ベアリング(軸受)

心高用のピロー形ユニットとして設計されたものであり、衝撃荷重に対しても高い強度を有します。取付け底面から軸中心までの寸法が大きい用途に最適です。機械本体への軸受箱の取付けは、2本のボルトによって行います。

外径に対して内径が通常のラジアル玉軸受よりも大きい形式です。

給油機構を備え、止め輪を付けた円筒外径面の外輪と円筒穴の止めねじ付き広幅内輪をもつ、グリース密封形深溝玉軸受です。 軸との固定は、内輪に取り付けられた2個の止めねじによって行います。 給油式である、止め輪が付いている(軸受の位置決めが容易)、軸と内輪とはすきまばめでよい(取付けが簡単)などの特長を有しています。

軸受と丸形のフランジおよび取付け面に印ろうをもつ軸受箱を組み合わせた軸受ユニットです。 機械本体への軸受箱の取付けは、印ろう部を機械本体の取付穴にはめ込み、4本のボルトによって行います。 印ろう部を取付け穴にはめ込むことで、軸受箱を正確な位置に取り付けることができます。

軽負荷タイプより許容負荷レベルが約3.7倍アップしたタイプです。 仕分け・組立ライン等の大型搬送機構の分野に多用されています。 金属心材にバンコランを接着させ、心材に金属ベアリングを挿入した形状です。

特殊亜鉛ダイカスト合金の本体と、それに交差した軸心をもつボールスタッドとを一体化した自動調心形の球面滑り軸受です。 滑り面の一定したすきまにより、低トルクで回転運動と傾斜運動を行うことができ、円滑な力の伝達ができます。 自動車、建設機械、農業用機械及び包装機械などのリンク機構に使用されています。

厚肉外輪に精密保持器付ニードルローラーが内蔵されたスタッド付ベアリングでコンパクトで取り扱いが容易なので広範囲に使用されています。 スタッド頭部側に六角穴が設けてあるので六角レンチで簡単に取付けることができます。 球面外輪は取付け時軸心の狂いを無理なく吸収し、偏荷重の緩和に役立ちます。

ソリッド(削り出し)の外輪に針状ころと保持器が組込まれた軸受で外輪両側つば又は側板によって、外輪と針状ころは、分離しない構造になっている。外輪がソリッドであるために、剛性が大きく、軸受精度も高くすることができるので高速、高荷重及び高回転精度が求められる用途にも適している。内輪を用いず軸を直接軌道面として使用する場合のために内輪なしの形式と内輪付の形式がある。

ベアリングの中で最も多方面に活用されている深みぞ玉軸受。深溝玉軸受は、内輪・外輪とも軌道は円弧状の深い溝になっておりラジアル荷重、両方向のアキシアル荷重、又はそれらの組合せである合成荷重を受けることができ、高速回転にも適しています。シールド形は、金属のシールド板を外輪に固定し、内輪シール面のV溝とのラビリンスすきまを形成しています。

ベアリングの中で最も多方面に活用されている深みぞ玉軸受。深溝玉軸受は、内輪・外輪とも軌道は円弧状の深い溝になっておりラジアル荷重、両方向のアキシアル荷重、又はそれらの組合せである合成荷重を受けることができ、高速回転にも適しています。シールド形は、金属のシールド板を外輪に固定し、内輪シール面のV溝とのラビリンスすきまを形成しています。

内輪に二列の軌道溝、外輪に球面の軌道面及び転動体がたる形のころ軸受である。外輪軌道面の中心が軸受中心に一致しているので、自動調心性がありハウジングに対する取付誤差又は軸のたわみによって生じる内輪と外輪の傾きがある場合にも使用できる。この軸受はラジアル荷重、両方向のアキシアル荷重及びこれらの合成荷重を負荷する能力が大きく、振動・衝撃荷重を受ける用途に適している。しかしアキシアル荷重の下で使用する場合は、アキシアル荷重を受けない列のころの滑り運動防止のためFa/Fr<=2eの条件で使用するのが望ましい。

鋼板シールド付きです。金属のシールド板を外輪に固定し、内輪シール面のV溝とのすきまを形成しています。防塵性が要求される高速回転用途に適しています。

・単列深溝玉軸受は、転がり軸受の中でも最も代表的な形式です。・ラジアル荷重のほかに、両方向のアキシアル荷重を負荷することができます。・摩擦トルクが小さく、高速回転する箇所や低騒音、低振動が要求される用途に最も適しています。

密閉型鋼板カバー

シャフトの表面を規定の硬さや粗さに加工できない場合に使用します。またブッシュとしても使用可能です。