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タイヤのパンク修理の方法

タイヤに釘などが刺さってパンクが起こった場合、損傷状態しだいでは修理を行って元通り使用することが可能です。パンクの状況の確認法から、パンクの損傷に応じた修理方法、パンク修理後のタイヤの耐久性までまとめてご紹介いたします。

タイヤのパンク修理の方法

タイヤのパンクを修理する際の対処手順は以下の通りです。運転の安全性に関わる作業になるため、タイヤの状況や作業方法をよく確認しながら慎重に作業を進めましょう。

パンクの状況を確認する

まず、タイヤのパンクの症状を確認します。明らかにバーストしている場合はもちろんのこと、サイドウォールに損傷がある場合にはパンク修理では対応できないので、タイヤ交換が必要です。

パンク修理は、パンクの穴の深さに応じて対応が異なってきます。異物が刺さっている場合は抜いて穴の深さを確認しましょう。穴の深さが深刻ではない場合、パンク修理キットなどを用いて表面的に穴を埋める外面修理で対応可能です。 穴がごく浅く、タイヤの性能に影響がないと思われる場合は修理をせずに様子見をしても問題ありません。異物が深くまで刺さっている場合は、内部の状況を確認するため、タイヤをホイールから取り外して内側から修理する内面修理の方法を取ることになります。

外面修理

外面修理とは穴をタイヤの表面から埋める修理法のこと。タイヤの内側を確認することができないため深刻な穴の場合には向きません。あくまで5mm前後の軽微な穴を埋めるための対策として使用します。

外面修理はパンク修理キットなどの簡単なツールで修理することが可能です。パンク修理キットは一般的な自動車に用いられるチューブレスタイヤでは使用できますが、チューブタイヤの使用には適さないので注意しましょう。

パンクの外面修理は、ラバーセメントを塗布したプラグを尖った錐を用いてパンク穴にねじ込むことで穴を表面から埋める修理法です。穴の角度に沿って正確に錐を差し込むことで、穴を余計に広げることなく修理できます。修理後30分程度でタイヤに空気を入れて、漏れがないことを確認したら修理完了です。

内面修理でのパンク修理

穴の深さが深刻な場合、タイヤをホイールから外し、内側から内面修理を施します。内側を確認することでパンクの症状が正確に診断できることに加え、内側から穴に画鋲のような形状のパッチを挿し込んで穴周辺を広く補強するため、確実かつ安全性の高い修理法と言えるでしょう。

まずは刺さっている異物を取り除き、カーバイドカッターで穴の形を適切に整えます。タイヤの内側の穴周辺を研磨し、接着剤がつきやすいように表面をきれいにしてください。その後、穴周辺に専用の接着剤を塗りつけ、上から穴にパッチの軸を差し込み、専用のガイドでしっかりと押さえつけて固着させます。 この時は、タイヤの内側から画鋲が突き刺さって貫通しているような形です。接着が完了してから、貫通した軸の部分を切り取って完成します。このパッチは修理後、走行しているうちに熱で溶け、タイヤとより一層密着する仕組みです。

外面修理と内面修理のメリット・デメリット

外面修理は費用が安く、作業自体も簡単なため容易に行うことができます。その反面タイヤの内面を確認しないで修理するため、パンクの症状を正確に知ることができず安全面に不安が残るという点はデメリットでしょう。

内面修理は、パンクを確実に修理できるため安全性が高いことは魅力ですが、費用が高く修理に手間もかかります。どちらの修理法も一長一短と言えるため、パンクの大まかな被害状況を見て、適した対処法を選択するのがおすすめです。

パンク修理後のタイヤの耐久性

パンク修理によってタイヤの耐久性や安全性が落ちることを心配する方は多くいます。パンク修理によってタイヤにはどの程度の影響があるのでしょうか。

実際のところ、きちんと適切な方法で処理が行われていれば、パンク修理はタイヤの寿命や安全性にはほとんど影響ないと言えます。パンク修理をしたことがあっても寿命まで安全に使い切ることは可能です。

ただし、パンクを受ける前にすでにタイヤがかなり摩耗していた場合、パンクすることで穴やその周辺の摩耗が一気に進み、想像よりも早めに寿命を迎えてしまう可能性は十分にあります。寿命を過信しすぎることは禁物のため、定期的にタイヤの状態をチェックするようにしましょう。

≪まとめ≫

パンク修理は、パンクの状況を適切に見極め、症状に応じた方法をとることが大切です。微妙な角度や穴の大きさひとつで仕上がりの精度が左右されるので、作業は慎重かつ丁寧に行うことを心がけてみてください。