チューブベンダーの特長と使用方法
チューブベンダー
銅・ステンレス・アルミなどの配管をきれいに曲げる工具です。

特長
チューブベンダーは外径規制管を曲げ加工するのに適しています。内径規制管の曲げ加工には、油圧ベンダーを使用します。
- 外径規制管とは…
- 比較的軟質で薄肉です。※冷媒配管や水道配管などに使用されています。
- 内径規制管とは…
- 硬質で厚肉です。※ガス管などに使用されています。
チューブベンダーの使用方法
●0点の使い方
(お客様の指定の角度に曲げる場合)

- 180°に曲げる場合
- 0点をホイールの0°に合わせて所定の角度の目盛(この場合180°)までハンドルを回します。
- 図のような180°の曲げ加工ができます。
●Lマークの使い方
(ベンダーのフックより前方に指定寸法をとり、90°曲げする場合)

- 図のように前寸法(50cm)をとって曲げる場合
- 前寸法(50cm)を計り、マークをつけます。
- マークをベンダーシューのLマークに合わせて曲げます。
- 配管の中心を軸に50cmの前寸法をとった90°曲げができます。
●Rマークの使い方
(ベンダーのホイールより後方に指定寸法をとり、90°曲げする場合)

- 図のように後寸法(40cm)をとって曲げる場合
- 後寸法(40cm)を計り、マークをつけます。
- マークをベンダーシューのRマークに合わせて曲げます。
- 配管の中心を軸に40cm後寸法をとった90°曲げができます。
- 曲げ加工を行うチューブの材質を確認してください。(銅管・ステンレス管鋼管など)
- チューブの外径、肉厚(mm)を確認してください。
- 用途に合わせてベンダーの種類を選んでください。
ココミテvol.2より転載