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車のライトのメンテナンス方法

ライトは安全に運転する上で、必要なものであり、法律でも点灯が義務付けられています。日頃から球切れが起こらないようしっかり点検を行いましょう。

ライトのチェック方法

車には各種ライトが取付けられています。今回はヘッドライトをメインに、ウィンカー、ブレーキランプ、バックランプのチェック方法をご紹介します。

ヘッドライトのバルブ(電球)には、ハロゲンランプ、HIDバルブ、LEDの3種類があります。LEDのように長寿命のものであれば、点検の頻度はそこまで多くなくとも大丈夫ですが、その他のバルブでは月一回は点検を行うのが好ましいです。

ヘッドライトを点検する際、まずライトスイッチをスモールランプのポジションにします。この時に、前後左右のランプとナンバープレートランプが点灯しているか確認してください。

ロービームの次はハイビームの点検を行います。ハイビームもロービーム同様に、しっかり点灯しているか、明るさが均等であるか確認します。

AUTOライトシステムがある場合は、夜間に点灯がされているか確認しましょう。

ウィンカーとブレーキランプ、バックランプを点検するには、まずウィンカーを点滅させます。この時、インストルメントパネル(ダッシュボードに組み付けられた計器板)にあるウィンカーのインジケーターが連動して点滅するかも確認してください。

ハザードランプは、ウィンカーと同じランプを使用しています。そのためウィンカーが点灯すれば、ハザードランプも問題ありません。しかし、ハザードボタンが故障している可能性もあるため、念のためチェックしておくとよいでしょう。

ブレーキランプは、ブレーキペダルを踏んでみライトが点灯するか確認しましょう。

バックランプは、バックにシフトしてライトが点灯するか確認します。

ヘッドライトのバルブ交換方法

バルブとは電球のことです。寿命でバルブが切れると、ヘッドライトは点灯しなくなります。上記で説明したチェック方法を参考にライトが切れていないか、また明るさが弱くなっていないか確認し、バルブを交換するようにしてください。 バルブでよく使用されているのがHBタイプとH4タイプで、この2つの交換方法をご紹介します。

  • H4タイプ
  • HBタイプ
H4タイプ

まず、ヘッドライトの真裏に配線のカプラー(コネクター)が配置されているので、カプラーを引き抜いてください。樹脂製のカバーがある場合は反時計方向にまわしてロックを外し、ツメなどでロックされている場合は、押しながら抜きます。

次に、カバーを外します。カバーのつまみを持って引っ張ると外れやすいです。ゴム製のカバーの場合はめくるようにすれば外れます。ここまで外せば、バルブが見えます。 バルブを取り外すには、バルブを固定しているクリップを開放します。針金の端を押しながら位置をずらしフックから外しましょう。

針金が外れれば、ガラス部分を周囲にぶつけないよう注意しながらバルブを取り出します。

バルブを取り外せれば、新しいバルブを撮り付けます。この時も、ガラス部分が周りにぶつからないよう注意しましょう。バルブが収まれば、クリップをバルブ周囲にあるフックに掛けます。

ここまで来たら、あとは簡単です。最初に外したカバーを元通りに戻し、カプラーを置くまで押し込みます。カバーは、上下の位置が定められている場合がありますので、確認しながら取り付けましょう。

最後に、点灯チェックを行います。正常にライトが点灯すれば完了です。

※どのバルブ交換の際にでも共通してバルブのガラスの部分には触れない様に注意して交換を行ってください。ガラスに汚れが付けば点灯時にガラスが高温になる原因となる場合があります。

HBタイプ

H4タイプのバルブではまず先にカプラーを抜きましたが、HBタイプはまずバルブを引き抜きます。HBタイプは口金部分が樹脂製になっており、樹脂部分を反時計回りに回すと、バルブは外れます。この時、ガラス部分が周囲にぶつからないよう注意しましょう。

バルブが外れたら、ここでカプラーを引き抜きます。

カプラーが外れたら、新しいバブルを取り付けます。外した時とは逆に、時計回りに回すと取り付けることができます。そして最後にカプラーを置くまで差し込めば、作業完了です。

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