スパークプラグとは
スパークプラグはエンジンを動かすために欠かすことのできない重要部品です。長期間使用されると、消耗により失火状態が起こり、異常燃焼、燃費の悪化、エンジン出力低下、過度なフリクションによるパーツ破損を招く恐れがあります。
また、不完全燃焼状態でのエンジン仕様は排気系センサ、触媒等の損傷にもつながります。
イリジウムプラグは長寿命?
最近の新車には、白金プラグやイリジウムプラグが最初から使用されていますが、すべての白金プラグ、イリジウムプラグが長寿命という事ではありません。 イリジウムだから交換しない、点検しないは危険です。中心電極のみに白金やイリジウムを使用しているプラグは一般プラグと同様に交換が必要になります。
プラグを交換する目安の走行距離
一般プラグ | IXプラグ(イリジウム合金中心電極) | MAXプラグ (白金チップ+イリジウム合金中心電極) |
イリシリーズ (極細径イリジウム合金中心電極) |
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四輪車 | 15,000~20,000km | 15,000~20,000km | 75,000~100,000km | 15,000~20,000km |
軽四輪車 | 7,000~10,000km | 7,000~10,000km | 35,000~50,000km | 7,000~10,000km |
二輪車 | 3,000~5,000km | 3,000~5,000km | 15,000~25,000km | 3,000~5,000km |
プラグの端子形状
プラグの端子形状は、「一体形」「分離形」「ネジ形」「ポンチカシメ形」があります。主に、四輪車には「一体形」「ポンチカシメ形」二輪車には「ネジ形」が使用されています。四輪と二輪両方に使用されているプラグでは「分離形」の設定があります。
※同じ品番でも端子形状が異なる場合があります。
一体形
ターミナルナットははずれません。
ポンチ・カシメ形
ターミナルナットははずれません。
分離形
ターミナルナットはまわせばはずれます。
ネジ形
ターミナルナットはありません。