色補正フィルターは、近赤外にピークがあるシリコン検出器の感度特性を人間の目に近い感度特性に変換するフィルターです。CCD撮像素子に貼り付けるフィルターとして使用されています。
赤外線によって生じた不自然な画像の色を、フィルターを入れることで補正することができます。CCF5000は耐候性が高く、野外の環境で使用してもガラス表面にヤケ(くもり)が生じ難くなっています。CCF-500CとCCF-5000はガラスの主成分が異なっています。可視から900nmの透過率は変わりませんが、900nm以上の波長の透過率は異なってきます。ECM-500はCCF-500CやCCF-5000より色が濃くなっており、近赤外光をカットすることができます。※吸収波長域にある高出力レーザ、高エネルギーパルスレーザには使用できません。※両面には反射防止コートが施されていません。※表裏の反射光により10%程度の透過率損失が発生します。※CCF-500C、ECM-500はCCF-5000に比べ耐候性が劣ります。※高温湿度の環境に長時間さらされるとヤケ(研磨面にくもり)が発生することがあります。