ミラーの前後で光学素子やデバイスが近接する場合や、光路の中に手を入れて調整することが困難な場合に、光学系の上や横からミラーを操作することができるキネマティック式のミラーホルダーです。
専用のプレートを使って、上方向と左右どちらの方向でも操作できるように設置することが可能です。LMHBの取り付け向きを変えて、上操作から横操作に変更しても、専用プレート下面から光軸高さの位置は変わりません。操作部にマイクロメータを使ったタイプ(LMHB-M)と、差動マイクロヘッドを使った精密タイプ(LMHB-DM)をご用意しています。LMHBは専用プレートを交換することで、いろいろな取付方法を選定することが可能です。また、どの専用プレートにおいても、LMHBの取り付け向きを変えて取り付けることが可能です。微調整の回転中心がミラーの反射面の中心にあるジンバル式上操作ミラーホルダー(BSHL)もご用意しています。※LMHBは専用プレート(LMHBP)がないとベースプレートに直接取り付けることができません。※ビームスプリッターを45度入射で使用する場合は、ミラーの枠に遮られ透過光の有効径が小さくなります。※45度透過で使用する場合は、キネマティックミラーホルダーMHG-NPWEBやジンバル式ミラーホルダーMHANをご使用ください。