上から調整操作ができる、ジンバル式のミラーホルダーです。ミラーの反射面を中心に、ミラーの入射角度を自在に変えることができます。
ミラーの前後に光学素子やデバイスが近接する場合や、光路の中に手を入れて調整することが困難な場合に使用できます。ネジリングによりミラーの反射面がミラー枠の基準面に押し付けられているので、ミラーの厚さが変わっても反射面の位置が変わらず、常に反射面に回転中心が来ます。ジンバル構造と切替クランプ付きの微調機構により、あらゆる方向で反射ビームの角度の微調整が行えます。ロッドはRO-20-60(外径Φ20mm長さ60mm)が接続されていますが、ロッドを他のサイズに交換することが可能です。但し、ロッドの取り外し/組み付けには、バイス(万力)やプライヤーなどの道具が必要になります。低光軸で上方から操作が可能なジンバル式ミラーホルダー(BSHL)もご用意しています。※ビームスプリッターを入射角度45度で使用する場合、ミラー枠によりビームが遮られて透過有効径が小さくなってしまいます。※透過有効径が大きく取れるジンバル式ビームスプリッターホルダー(BHAN)もご用意しています。※光学系の調整後はミラーホルダーの切替クランプがしっかり締まっていることをご確認ください。※切替クランプがしっかりしまっていないと、微調整機構が動かなかったり、調整後にホルダーが動いて調整が狂ってしまうことがあります。