ねじゲージとは、製造されたねじが許容寸法内に収まっているかどうかを検査するために使用されるゲージのことを言います。ねじゲージには、標準ねじゲージと限界ねじゲージに分類され、標準ねじゲージがねじの基準寸法に近付けて作られているのに対して、限界ねじゲージは、ねじの通りや止まりを確認することができるようになっているのが特徴。ねじはJISという日本規格協会で定めた規格によってサイズが決められており、ねじゲージがその基準となります。
商品豆知識
ねじ用限界ゲージのプラグゲージ通り止りのセットです。
安心の国内メーカー製造、検査成績書付。
もっとも使用頻度が高い2級品です。
使用目的により工作用と検査用があります。
用途めねじ検査
等級2級
材質ゲージ鋼
仕様検査成績書付
平行ねじ用ゲージとしてもっとも一般的な方式が限界式で、製品ねじの限界を通、止で管理する事により、精度を保証致します。JIS規格形状品で通り止りのプラグセットです。
用途めねじ検査
等級メートルネジ2級
めねじ検査用。通り(GP)が通り抜け、止まり(NP)が2回転を超えてねじ込まれなければ合格。検査成績書付属。
規格ISO(新JIS)メートルねじ
ねじ用限界ゲージのプラグゲージ止り側(工作用)です。
材質ゲージ鋼
摘要メートル(M)ねじ、プラグ
ゲージ2級(従来JIS)
「通り用」には青色を「止り用」には赤色のカラーリングを採用し、 識別と保管を容易にしました。
高級素材 (HSS) を採用し寿命が格段に伸びました。
ねじ部先端に 「ステップねじ」 を採用し、 検査作業の負担軽減となり作業効率がアップしました。
SIT 「通り用」の先端は、 ねじ山全体が徐々に大きくなることでめねじに入り込み易く、 細かいねじピッチの検査時には特に効果を発揮します。
材質HSS(高速度工具鋼)
関連資料(4.1MB)
アメリカ規格(ANSI)に規定されている管用テーパーねじゲージです。NPTは管、管用部品、流体機器などの接続に用いられています。耐密性の必要な部品の管用テーパーねじ部(NPT)の検査に使用します。
適合規格ANSI/ASME B1.20.1
管用平行ねじゲージでISO 228-2に規定されています。Gは耐密性を必要としない部品の機械的結合を目的とする管、管用部品、流体機器などの接続に用いられています。ねじプラグゲージには等級の区別はありません。ねじリングゲージには通りはGRで止まりはA級とB級の区別があります。
適合規格ISO 228-2
ねじ部表面にTiNコーティング(金色)を施しており、コーティングの付着状態によりゲージの磨耗状態の目安を目視判断できます。また、高硬度のTiNコーティングにより、ねじゲージの長寿命化を実現します。
適合規格従来JIS
精度2
表面処理TiNコーティング
ねじ用限界プラグゲージの首部のみを長くしたねじプラグゲージです。首部が長く、深い部分の検査が可能です。
適合規格従来JIS
精度2
ユニファイねじ。アメリカのねじ規格で、インチ基準で決められたねじ。JIS B 0206(ユニファイねじ 並目)、JIS B 0208(ユニファイねじ 細目)
ねじ用限界ゲージのプラグゲージ止り側(工作用)です。
材質ゲージ鋼
ゲージJIS(ISO)
おねじ検査用。通り(GR)に通り抜け、止まり(NR)に二回転を超えてねじ込まれなければ合格。検査成績書付属。
規格ISO(新JIS)メートルねじ
通り側ねじ用限界ゲージ(GP、GR)の摩耗検査用をする為のゲージです。従来JIS2級はそのGP、GRが通り抜けないこと、ISO等級6HはそのGP、GRが1回転を超えて入らないことで磨耗限度内と判断します。
ねじ部表面にTiNコーティング(金色)を施しており、コーティングの付着状態によりゲージの磨耗状態の目安を目視判断できます。また、高硬度のTiNコーティングにより、ねじゲージの長寿命化を実現します。ANSI/ASME B1.2に準拠した航空機用のUNJねじ用のゲージです。
精度3B
表面処理TiNコーティング
『ゲージ』には他にこんなカテゴリがあります
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