マシンキー(スッピル)の特長と使用方法
モーターなどのシャフトに歯車やプーリを取り付ける際にシャフトの回転を伝える部品です。

特長
- シャフトの回転力を確実にギアなどに伝えるために用います。モーター、減速機、ポンプ、エンジンなど、回転体のある機械の多くに使用され、寸法精度はJISによって決められています。
- マシンキー:『キー』、『スッピル』ともいわれます。
使用方法

シャフトにマシンキーをはめるために「キー溝」という溝があります。この「キー溝」の位置によって使用されるマシンキーの形状が異なります。
注意事項

「キー溝」とマシンキーとの間にすき間(クリアランス)が大きすぎると「ガタ」が生じ故障の原因となります。
しかし適度なクリアランスがないとマシンキーを「キー溝」に入れることはできないので、マシンキーの使用にあたっては、
加工精度を考慮した精密な加工が必要となります。
しかし適度なクリアランスがないとマシンキーを「キー溝」に入れることはできないので、マシンキーの使用にあたっては、
加工精度を考慮した精密な加工が必要となります。
- 形状(両丸、片丸、両角)を確認してください。
- 幅×高さ×長さ(mm)を確認してください。
- 材質を確認してください。(スチール製、ステンレス製などがあります。)
表記寸法例形状 幅×高さ×長さ 材質 両丸 5×5×25 S50C 片丸 10×8×45 SUS316
一般的な材質:鉄系 S50C ステンレス系 SUS316JISで決められた幅と高さの関係(一部)幅×高さ 幅×高さ 幅×高さ 2×2 7×7 16×10 3×3 8×7 18×11 4×4 10×8 20×12 5×5 12×8 22×14 6×6 14×9 25×14
ココミテvol.2より転載