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洗車用品の選び方

洗車には、なくてはならない必須用品から、あると便利なアイテムまでさまざまなグッズがあります。洗車用品にはたくさんの種類があり、洗車用品の良し悪しは洗車の仕上がりを左右すると言っても過言ではありません。ここでは、洗車用品にはどのようなものがあるのか、選び方のコツとあわせてご紹介していきます。

洗車用品の選び方

洗車用品には以下のようなものがあります。1種類ではなくいくつか取り揃えておき、洗車環境や洗う車のコンディションに応じて品物を使い分けると良いでしょう。

ボディのカラー(濃い色・淡い色・白)に応じて専用のシャンプーが販売されています。強力な汚れ落とし性能を持つものもありますが、ひんぱんに使用すると塗装やコーティングを傷めやすくなるため、そういった製品は普段使いにせず、特に汚れのひどい時や塗装の直前のみに使用しましょう。 普段の洗車に使用するには泡立ちしやすく、泡の落ちやすい一般的なものがおすすめです。他にも、ワックス配合タイプや、水アカの除去に強いもの、傷をカバーする機能のあるものなど、製品によって特色があります。

スポンジ

スポンジは、タイヤやホイールなど足回りの泥や砂をボディにこすりつけることを避けるため、足回り用とボディ用の最低2つ以上を使い分ける必要があります。足回り用には手持ちタイプのスポンジを使用し、ボディ用には天井などにも届きやすい柄つきのスポンジを使用すると便利です。 柄つきのスポンジは手が泡で汚れないため、手荒れの予防にもなります。柄の部分が持ちやすくしっかり安定しているものを選んでみてください。

  • タイヤ用スポンジ
  • 使用例
タイヤブラシ

タイヤやホイールにこびりついた泥や、溝にはまり込んだ砂はスポンジではなかなか除去できないもの。タイヤ用のブラシが1本あると便利です。 あまり毛先の硬すぎるものは、頑丈ですが汚れが落ちにくく使いづらいという難点があるでしょう。反対に柔らかすぎるものは、汚れは落ちやすいですがすぐに消耗して毛先が広がってしまいます。ほどほどの硬さのものを選ぶと、不便がありません。

水滴の拭き取りはタオルやウエス等でも代用できます。ただし、水滴の拭き残しはやっかいな輪染みの原因になってしまうため、できる限りすみやかに、確実にすべての水滴を拭き取る必要があります。水滴を残さずに一度の拭き取りで仕上げるためには、吸水性に優れた洗車専用のクロスを用意しておくと大変便利です。 合成セームやマイクロファイバーといった高い吸水性を示す特殊素材のクロスがあると、作業率は上がります。優れた吸水性のおかげで、なでるようにするだけで簡単に水滴の除去が可能です。製品によっては、水滴の拭き取りだけでなくコーティング剤の塗布や拭き取りにも使用できるものがありますのでいくつか取り揃えておくと良いでしょう。

  • 合成セーム
  • マイクロファイバークロス
バケツ

カーシャンプーの泡立てにはバケツが必須です。作業がしやすいよう、容量が大きめのものを用意しておいてください。

シャワー

ブラシやスポンジでこすることは車体の傷の原因となるため、基本的にはカーシャンプーの泡で汚れを浮かせ、水流で落とすというイメージで洗車を行っていきます。 いかに強い水流で汚れを流し去るかが重要になるため、強いジェット水流やスプレー状、シャワー状の放水、止水(ストップ)などいくつかの切り替えができるシャワーヘッドを用意しておくと便利です。 ホースは短すぎると取り回しが困難になりますので、ある程度余裕のあるものを準備しましょう。ホースがらせん状になったシャワーは一見便利ですが、あまり長さがないうえ、らせん状の構造がバネになって手を離した時ホースが暴れて傷の原因となりますので十分注意してください。

作業台(足場)

あると便利なアイテムが作業台です。ルーフの高い車ではルーフの中央まで手を伸ばしても届きにくいことがよくあります。作業台を一台準備しておけば楽に作業を進めることができるでしょう。 ただし、作業台が倒れて車体に当たってしまうと大きな傷が生じてしまうため、作業台の足元の部分に重しをくくりつけておく、スポンジなどで作業台を養生しておくなどの最低限の対策はとっておくことをおすすめします。

まとめ

洗車用品は洗車の仕上がりの美しさを決める重要な要素です。いろいろなアイテムを使っていくうちに、それぞれのコンディションに適したアイテムや、自分にとって使いやすいアイテムがわかってきます。まずは無理のない範囲でいろいろ取り揃えて実際に使ってみましょう。