ダブプリズムを通して像を観察すると、像の上下が反転して見えます。さらにダブプリズムを回転させると、像も2倍の回転量で回って見えます。画像の回転調整が必要な用途で使われます。
精密に加工されているので、光軸のズレはほとんどありません。長さ(D)は口径(A×B)が全面で欠けが生じないように精密に設計・加工されています。端面に反射防止膜コートを施したタイプもご用意しています。※ダブプリズムを回転させ正立像が得られたとき、正立像は左右が鏡面対称になります。※ダブプリズムを通して高倍で観察系した場合、色収差が生じることがあります。※実測のD寸法は面取りを含むので、少し短くなります。※寸法公差は底面と2つの斜面によってできる台形の底辺によって定義されます。※プリズムの底面(ノーコート面)が汚れると、観察像に汚れが映ることがあります。※プリズムの底面は何ものにも接触させないでご使用ください。