硬化肉盛用とはアーク溶接やガス溶接を利用して、母体となる金属に特殊合金を溶接することです。摩擦や劣化で摩耗した金属部分を再生したり、摩擦面の性能を簡単に向上させることができます。硬さを確保し割れを防ぐことが重要。配合されている金属によって摩耗に強い、衝撃に強い、熱や酸化に強いなどの特徴が違っているので、使用箇所、使用用途によって使い分けることが必要です。幅広い溶接材料が揃っているのでその中から適切なものが選択できます。
商品豆知識
「棒径(Φmm)」から絞り込む
2.6
3.2(53)
4(71)
4.5(1)
5(37)
6(8)
マルテンサイト組織を示し、軽衝撃摩耗、土砂摩耗に適します。機械加工は困難です。
用途下部ローラ、バケットエッジ等の肉盛溶接
色棒端色:赤色、二次着色:赤色
JIS規格Z3251 DF2B-600-B
13Cr マルテンサイト鋼で、靱性があり耐亀裂性及び耐衝撃性に優れています。
溶着金属は自硬性が大きく、初層より十分な硬さが得られます。
用途打抜型・鍛造金型・プレス金型・ダイス・冷鋼熱鋼シヤなどの金型全般及び刃物の肉盛
JIS規格Z3251 DF4A-600-B
被覆系低水素
RoHS指令(10物質対応)対応
作業性、スラグの剥離性ともに良好で溶け込みは少なく、1 層目から十分な硬さが得られます。
溶着金属は耐熱・耐亀裂・耐摩耗・耐衝撃性に優れています。
用途打抜型・鍛造金型・冷鋼熱鋼シヤ・クラッチカム・ダイスなど
JIS規格Z3251 DF3C-600-B
被覆系低水素
RoHS指令(10物質対応)対応
従来困難とされていた焼入硬化部の欠損箇所を補修するために設計した独特の性能を持つ溶接棒です。
予熱や下盛溶接を必要とせず直接肉盛ができ、常温はもちろん高温における耐衝撃、耐摩耗性に優れています。
用途プレス型・鍛造金型・工具鋼など型材の肉盛補修溶接。特に焼入硬化部や硬化肉盛部の肉盛再補修に最適です
被覆系ライムチタニア
RoHS指令(10物質対応)対応
18%Ni のマルエージング鋼溶接棒です。
溶接のまま、あるいは溶体化処理を行った溶着金属は、極低炭素マルテンサイトで、やわらかく靱性に富んでいます。したがって切削も容易です。
溶着金属は溶接のままから500℃×2 時間の時効処理により高い硬さを得る事ができます。
用途打抜型・鍛造金型・冷鋼熱鋼シヤ・クラッチカム・ダイスなど
被覆系低水素
RoHS指令(10物質対応)対応
『溶接棒』には他にこんなカテゴリがあります
溶接用品 の新着商品
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