ブレーキの種類について
キャリパーブレーキ
主にロードバイクのブレーキ、一般車(軽快車)の前ブレーキとして使用されています。リムをシューに挟んでブレーキをかける仕組みになっています。前後の区別があり、取付ボルトの長さで見分けることが可能です。長い方が前用、短い方が後用になります。
- メリット
- ブレーキが軽量でコンパクト!
- スピードコントロールがしやすい!
- 構造がシンプルで調整も簡単!
- デメリット
- 幅の広いリムに使用できない。
- 悪路を走ると泥詰まりしやすい。
Vブレーキ
主にMTBやクロスバイク用に使用されています。正面から見ると左右のアームがV字の形になっている為、Vブレーキと呼ばれています。フレームは、Vブレーキ用の台座が付いている「V/カンチブレーキ対応」のフレームに取り付け可能です。
- メリット
- 制動力が非常に高い!
- デメリット
- ロードキャリパーブレーキ用、カンチブレーキ用のレバーに対応していない。
- ブレーキが左右に分かれているので、左右の調整が難しい。
カンチブレーキ
主にシクロクロスやツーリング車などで使用されています。フレームとフォークは、Vブレーキ用の台座が付いている「V/カンチブレーキ対応」のフレームでアウター受けが必要です。
- メリット
- 泥詰まりしにくい!
- ロードキャリパー用のブレーキレバーに対応している!
- デメリット
- Vブレーキに比べてブレーキシューの調整が難しい。