ポリプロピレン球 PP(ボール)精密球
酸・アルカリに強い。水、蒸気、ガスの耐性にも優れている。食品と直接触れても問題はない。引っ張り強度、圧縮強度、衝撃強度に優れており、表面は硬く、摩擦に対しても強い。光沢がよく鮮やかな色彩に着色できる。耐熱性に優れ、耐熱温度が 120℃。熱可塑性プラスチックの中では比較的高い。ポリプロピレンの軟化温度は高密度ポリエチレンよりかなり高い。
用途パイプ・バルブなど化学工業用部品、産業用フィルム、バンド、食品カップ、自動車部品(バンパー、カーヒーターケース、バッテリーケース)、各種コンテナ(青果、菓子、パン、清涼飲料)、医療器具(容器、注射器)、薬品包装、電気製品(テレビ、洗濯機、炊飯器、電子レンジ用の器具や容器)、発砲製品、 家庭用雑貨雑貨(バケツ、ざる、玩具)
材質ポリプロピレン
比重0.8~0.9
注意
※可熱性で耐候性も悪い。低温衝撃度が小さい。熱膨張率が大きい。燃えると石油の臭いがする。日光、熱で徐々に劣化する。ガソリン、キシレン、塩素溶剤は柔らかくなるため向かない。